SSブログ

『情留酒』誕生秘話【第2話】『鳴門金時焼酎』の源流(4) [心地よく酔える焼酎専科]

『情留酒』誕生秘話【第2話】
『鳴門金時焼酎』の源流(4)

●寝かせることで甘くなる


 
 「なると金時は他のサツマイモとは、一線を画す」と、
言われる大きな理由の一つに、うま味を引き出す「寝かし」の行程があります。
一般的なサツマイモは、掘り出してすぐに食べないと、
表皮に苦みに似た成分が分泌され、味が損なわれてしまいやすくなるのだそうです。

しかし、なると金時の場合、掘り出してから温度・湿度管理を
行った専用の倉庫で3ヶ月を目安に寝かせることで、タンパク質が徐々に
デンプン質に変わり、さらなる行程を経て糖質へと変化します。

「と言うても、なんぼでも寝かせたらええっちゅうわけではないんです。
私らの研究では5ヶ月目くらいから苦みが出て、劣化がはじまることが
分かってきました」と、元木さん。

研究とは、机上のものではなく、すべて体験的に習得したデータ
を元にしたお話。説得力がありました。そしてこんなことも。
「でもね、甘ければ旨いということにはならないんです。
最初からデンプンをたくさん含んだ芋もありますからね。甘さとは違う、
うま味というのは、もっと別の何かがあると思うんです」。

(明日に続く)

取材協力 鳴門金時蒸留所:URL http://www.nkj.cc/
オンライン購入ページ:http://www.nkj.cc/09_buyitnow.html



詳しくは上記記事をクリック!!!

一言編集後記:
『情留酒』誕生秘話【第2話】は、
いよいよ明日で最終回です。
ところで、当鳴門金時普及委員会(仮)も協賛している
みんなの川柳募集(上記参照)は、応募総数○○人を超え
好調な滑り出しなのですが、まだまだ少な〜い!
ということは当たる確率は高いですよ。
締め切りは5月20日。だから、まだもう少し先です。
ぜひぜひ、みなさんふるってご応募ください。
(スタッフM)






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。