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ブランド芋であるために【第2話】うまい!の理由(1) [通への近道]

ブランド芋であるために【第2話】
うまい!の理由(1)

●闘志にも似た芋農家の情熱


取材に対応してくださった田中耕治さん

今回は、流通の視点からお話を伺おうと、
徳島市佐古に本部を置くJA全農とくしま園芸部に、
直販・戦略グループリーダーの田中耕治さんを訪ねています。

さて、第一話の(2)では、ブランド芋『なると金時』に欠かせないのが、
芋農家の情熱であると紹介しました。
もちろん田中さんに、情熱の内容をすかさず質問しています。

「分かりやすいのは、ほ場づくりに傾ける姿勢ですね。
ほ場には海砂が絶対条件ですが、これがなかなか手に入らないんです。

一度入れた砂も長く使っていると風に飛ばされたり、
ミネラルが無くなってしまったりで、どうしても補充が必要になります。
そこで少ない機会に高いお金を支払って砂を確保しているのです」。

現在、環境面から勝手に海の砂を持って行くことはできなくなっているそうです。
つまり昔ながらの『なると金時』づくりは、
かなり難しくなっているのが現状なのです。

「それでも、本物のなると金時を育てるために、農家の人たちは懸命に、
自分たちのほ場を守っています」。以前、雨が染みこみ過ぎないように、
ほ場一面に被せた黒い覆いに、たっぷりたまった雨水をヒシャクで
すくっては外に出す、気が遠くなりそうな作業を行う農家の方を見たことがあります。

どのサツマイモよりおいしい『なると金時』を作りたい、
いや、どの農家よりもうまい『なると金時』を育てたいという、
闘志にも似た情熱が、確かにその背中から立ち上っていたのを思い出しました。

(次回へ、つづく)

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