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『情留酒』誕生秘話【第1話】焼き芋の香りにぞっこん(3) [心地よく酔える焼酎専科]

『情留酒』誕生秘話
【第1話】焼き芋の香りにぞっこん(3)

●本物にこだわり、こだわり続ける姿勢。

「鳴門金時と銘打つ以上、鳴門金時を使うのは当然だと思っています。
混ぜものは無しです。同じように焼き芋と名乗るからには、
本当に焼いた芋で造りたいんです」と、元木さん。

鳴門金時を焼いた芋の香りやこうばしさ、うまさを語るとき、
少々強面(こわもて)の元木さんの目尻が溶けるように下がっていき、
その表情はとてもまろやかなものへと移っていきます。

ところが、仕込みの原料として、これを扱う姿勢に話が及ぶと、
その表情が一変することに気づきました。ひょっとして怒っているのではないか、
そう信じたくなるくらいに、目にはチカラがこもり、アクションも大きく、
言葉は熱を帯びていくのです。

「私たちには、大きな目標があります。鳴門金時の焼き芋を
割ったとき、立ちのぼってくる湯気の中にホワリと香る、
独特の蒸れたこうばしさ。あの香りを焼酎に生かしたいのです」。
原点にして、未来へつながる大きな夢。
そのために妥協はあり得ない。ぶれることのない心の強さが、
取材するボクの背骨に気迫となって吹き付けてきました。

〈明日に続く〉

取材協力 鳴門金時蒸留所:URL http://www.nkj.cc/
オンライン購入ページ:http://www.nkj.cc/09_buyitnow.html



一言編集後記:
『情留酒』誕生秘話【第1話】は、
3回の予定が4回に延長。明日も続きます。
(スタッフM)


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